CPMの考え方
meta運用する上でかかさないのが、数値がCPM。
1000impの単価の指標になるのですが、ここの数値を見るだけで、ターゲットにimpを出しているかどうかがわかります。
CRごとに入札があり、評価が低いCRの場合入札に負けてCPMが高騰することも…
CPMが高い動き
・metaが定めているターゲットにピンポイントに広告を出しに行っている
・インスタ、FBの少ないユーザー層(60代以上やfacebook面)のimp割合がいつもより多い
・フリーエンクシーを上げて何度もターゲットにimpを見せている
↑CPC、CTR、CVRが上がる傾向がある。CPMが低い動き
・ターゲットを幅広く配信している
・20代などの若年層にimpが出てる可能性
↑
CPCが下がり、CTRが上がり、CVRが下がる
商材や訴求、一番ROASが高いCPM帯を探る必要があり、良好なCPM帯が見つかれば、CTRなども確認しておく方が良い。
学習まではCPMがぶれる
metaでCPMを観察していると、初動でCPAが良好でも次の日には赤字に転落することがよくある。
自社調べだが、初動~7日ほどぐらいまでは、CPMの幅が3000ほどウロウロしている事が多い。
これが安定してくると、幅が1000ぐらいをウロウロするので、ある程度学習が進んだと判断して良い。
※糞CRだと、このあたりの数値が永遠にぶれてるので、停止した方が良い。そもそもCPA合わないですが。
入稿からのCPMの動き
初動:CPM高め or 極端に低い
少し安定:CPMが正常値になる
予算UP:CPM高騰
基本的には、CPMが正常値になったら、予算は動かさない方が安定はする。
ただ予算あげないといけないかと思うので、そのためには、
案件のターゲット数×幅広いターゲットが狙える強CR
これが必要になってくる。
CPM高騰する悩み
先ほど、予算を上げていけば、CPMが高騰するとお伝えしたのですが、
こんな要因がございます。
A. ポジティブ要因:FBの学習によって、CVR高いユーザー(獲れる面)に注力して配信する。(リタゲのような動きもする。フリークエンシーあがることも…ここまできたらCV除外必須)
案件によりますが、競合が多くCPMも上がるがCVRも上がる。この場合、CVRが上がることによってCPAが合っているのであれば、そこまで気にしなくて良いかと思います。
ただし、CVRの上昇にはある程度アッパーがあります(metaの利用人数が多媒体に比べて少ないのが理由)ので、それ以上日予算踏むとCPCとCVRのバランスが崩れる可能性大です。
B. ネガティブ要因:FBは均等配信のため、impが出なくても予算は使おうとする。そのため入札価格を無駄に上げる。もしくは最も効率の良い場所以外にもimpを広げる。
これはつまり、FBがこれ以上ユーザーに広げたくないと判断している広告≒低品質と判断している広告であり、予算の消化を、impを出すことではなくCPMを上げることによって行おうとしていると考えられます。
「配信される池の大きさに対して、
過剰な予算が投下された時にCPMが上がる」また、日予算を上げた場合、イメージとしてはピラミッドの最上部ユーザーだけでなく、裾野のユーザーにもimpがはみ出していきます。これは日予算を上げるとCVRが下がるという事象にもつながっていると考えます。
※impがでず、CPMだけ高騰している場合CRが低品質とFBに認識されてるケースあり。
結論は良いCRを作れば、このあたりは改善されるって話になります。
(impが出るCRは日予算上げてもCPM抑えられる傾向にある)
※よってFBにおいてはCTR減少だけでなくCPMの高騰もCR切り替えやCP停止、もしくは学習かけ直しの判断軸になります。数日して戻らなければ、キャンペーン新たに作り直す必要あり。
アカウントが弱いものはCPM高くなる可能性あり?
アカウントが弱いものはCPMが高くなる傾向あり。
metaが好む広告を配信するなら、まだよいのですが、低品質なCRばかり配信すると、、、、
垢BAN、CPM高騰この2点の動きをする傾向があります。
metaが不正利用者を排除する動きですね。。。。
アカウント/ドメイン/ページが「低品質である」と判断されている場合、CPMが上がりやすい傾向が…
認定アカウントの恩恵がたぶんここにあるかと思います。
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