クリエイティブのテスト方法についてまとめております。
クリエイティブのテスト方法は、上級編と初心者編として紹介させて頂いております。
上級編ほど、精度の高いテストができますが、テスト費用や時間などもかかってしまうので、慣れるまでは初心者向けでのテスト方法をおすすめします。
初心者向けテスト方法
まずは作成した、クリエイティブをグループ分けします。
例えば、【どの画像がよいのか?】をテストしたいといった場合このようにグループ分けを行います。
・商品画像×3
・UGC画像(人物)×3
・テキストのみ画像×3
グループ分けをしたら、このような形で、グループでテストを行います。
キャンペーン×1ー広告セット×3クリエイティブ×3の構成でテストを行います。
1広告セットにクリエイティブ3パターンを複製して配信テストを行います。
これで1グループのテストを行いますので、この構成で、UGCクリエイティブグループとテキストのみグループも一緒にテストします。
※なぜ、広告セットが3つなのか?ですが、FBでは、広告セットにより初動のCVがかなり変わってくるので、3つの同時配信してテストをおすすめしております。
見るべき指標
見るべき指標はもちろんCPAが1番なのは大前提としてこの当たりの数値も確認しておきましょう。
CPM=獲得が良好なCPMを確認
MCPA=クリエイティブごとのアクセス単価を計測
CTR=クリック率で、CPCの値段も決まるのでどの画像が良いのかどの広告文がクリック率が高いのかを分析。
ランキング=品質、エンゲージメント、コンバージョンのランキング(すべて平均を目指す)
特に数値に注目すべき点はこの3点。
またフリーエンクシーやインプレッションなどもございますが、最初はあまり見なくても良いかなと思います。
広告文のテスト
画像のテストが終わったら、広告文のテストを行いましょう。
テスト方法は先ほどといっしょで、先ほど効果がよかった画像をかき集めます。
広告文もグループ分けします。
・価格訴求の広告文(今なら80%OFF)
・未来を見せる広告文(すっぴん怖くなくなった)
・訴求を伝える広告文(シワ改善)
こちらも、
各グループで1番効果がよかったクリエイティブを持ち寄り広告文のテストを行います。
実際に僕が運用する際は、正直広告文までのテストは行う事が少なく、CPCがどうしても下がらない場合などに、広告文のテストする事が多いです。
ただ、
最初のうちはしっかり調査した方が良いでしょう。
広告セットを選ぶ
広告文、画像で良い結果がでたら、同じように広告セットを複数作って配信しましょう。
その中で、CPAが良い広告セットだけを残すようにする。
あとは、良好な日に日予算を20%ずつあげていくようにします。(CPA悪い日は予算を下げるのも良いです)
また広告セットを複製で増やして、CPAが良好なものがあれば残して、複数同時に配信しても大丈夫です。
上級者向けテスト方法
上級者向けは、
テスト資金が豊富な方で正確にテストしたい方向けのテスト方法になります。
テスト方法は先ほどとほぼいっしょなのですが、
クリエイティブ1個1個テストしていく方法になります。
先ほどと同じで、画像を作成したらまずは、グループ分けをします。
・商品画像×3
・UGC画像(人物)×3
・テキストのみ画像×3
グループ分けをしたら、このような形で、グループでテストを行います。
作成した画像1個に対して、
キャンペーン×1ー広告セット×3クリエイティブ×1の構成でテストを行います。
初心者テストの際は広告セット1個に対して画像3点のテストだったのですが、できるならここまでできた方がクリエイティブの精度が上がります。
広告セットに複数クリエイティブを入稿する場合、FBの機械的な判断でimpを割り振ります。
なので、本当はCPAが良好なクリエイティブに最初からimpを寄せない可能性もでてきます。
CTRが低くて、FB側の評価が低い場合は、初動からimpが行かない状況になります。
それを防ぐためのテストと考えて大丈夫です。
あとは、
初心者向けと同じようにテストしてこの構成を作り上げるのがベストです。
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